若かりし頃。
身体のことも考えずにアルコールに酔いしれた。
けれども、ここ最近、気がついた。
俺は、「下戸」かもしれないと。
結構、お酒で失敗したこと数しれず。
でもさ、祖父、母親が「下戸」であったように俺自身も「下戸」なんだろうな。
父親は、酒を飲むと頑固に飲み続けたから自分も大丈夫と過信していた。
祖母は、少し嗜んだけれどもあまり飲まなかった。
親戚縁者も結構、酒を飲む方で俺も同じように飲んでいた。
けれど、コロナ禍で酒宴の席から遠ざかり、少しずつ口にすることが減少してきた今日。
どうも、酔に任せてということが馬鹿らしくなってきた。
妻も最近、あまり飲まなくなって俺も一日、少し嗜む程度で十分。
結局、俺は「下戸」だったのだ。
今では、繁華街で酔いつぶれることもなく、数回の酒宴の席へ行くことすら億劫になる。
「下戸」と認識した途端にあまり飲まなくなってきた。
これで良いのだと思う毎日。